おはよう!
こんにちは!
こんばんは!
masatoです。
エニタイムフィットネスに通ってるのですが、そこで流れてるテレビをみると
「〇〇専門家」「〇〇研究者」
っていう肩書きというかテロップで出ている人をみると
「こういう人を昔自分がめちゃくちゃうらやましい」って思ってたのを思い出しました。
そうやって、専門職につこうと頑張っていた時期もあったなーって思い出します。
でもその時の自分は、いろんなことに手を出すけど、結局深めることができなくて、
ある程度できてから満足してたんですよね。
いわゆる、器用貧乏てやつですわー(泣)
今振り返ってみるから当時器用貧乏だったなって気づくんですが、
当時は必死になってたからそこには気づいてませんでした。
その当時は、何をやってもどの分野のことにチャレンジしても、
成長ってものも、成功ってものも感じることができませんでした、
でも器用貧乏をがっつり経験したからこそ、この疑問が今ではわかります。
なぜ「器用なのに伸びない」と感じるのか?
過去にはアフィリエイト、Amazonでの物販、資格、プログラミングなど
ありとあらゆるものに手を出しまくってた時期もありました。
でもその時に感じていたことは、
「どれやってもなんか伸びないなー」
伸びないってのは、お金の面はもちろんですが、スキル的なものも感じていました。
でもそれって
よーく
よーーーーーく
当時の自分を振り返って考えてみると、
行動が分散=成果も分散
この真理を理解できていなかったんですよ。
どういうことかというと、
大学受験を考えてみるとわかるんですが、
国語があって、英語があって、数学があって、化学があり、
歴史もあったり色々教科があるじゃないですか?
器用な人って、どれもそこそこにできるからどれも手をつけてしまう。
でも勉強できる人は、
「英語は得意だけど、数学は苦手だから、英語を重点的に勉強しよう」
行動が集約する=成果も集約する=伸びていると実感できる
こうつながるわけです。
あ、これを言うと僕が勉強できない派ってことがバレてしまいますが…
それで、
この行動が分散すると、どれも「中途半端」になってしまう。
その結果、自分の中で手応えが生まれない。
もう1つ言えば、
器用貧乏だと、周りからは「あの人色々できてすごい!」って思われることが多いです、
なんというか、他人の評価が高いってやつです。
でもふと自分を見つめてみると、
「あれ?自分は他人の評価はいいけど、自分って何もない感じがする」
そんな感じで空虚感を覚えてしまうんです。
だから、器用なのに伸びている実感が湧かない…
これが器用なのに伸びなないと感じる理由ですね。
そうは言っても自分では選んでいるんだ!
そう思いたくなると思います。
いや、僕も自分で選んでいるんだって思ってました。
でも実はそれって違うんです。
「選んでいるつもり」が1番の落とし穴
選んでいるつもりになってませんか?
どうですか?
選んでいるようで、実は選んでないんです。
この「選んでいるつもり」の落とし穴をじっくり見つめてみると、3つのことが見えてきます。
その3つとは、
- あれもこれも抱えること自体が“選択”だと勘違いしている
- 「手放していない=選びきれていない」状態に気づいていない
- 1つに絞ることが「自由を失う」ように感じてしまう
あれもこれも抱えるってこと。
さっき僕がやっていたことと同じですね。
副業を複数やりながら、資格勉強もして、会社の仕事もする。
あれも選び、これも選び、それも選ぶ。
色々抱えてやっている感があるから、選択していると勘違いしてしまうんです。
そして、このいろんなことを抱えている状態。
これは何も手放してませんよね?
言ってみれば、これから資格の勉強始めるぞ!って言ってのに、
「動画を見る時間を確保したいなー」
「友達と遊ぶ時間を大切だよな」
「テレビ見る時間もいるなー」
って感じになってしまっているってことです。
もうこうなったら、わけわかんないですよね?
そして、この中から1つに絞るってことをすると自由を失う恐怖に駆られる…
友達を遊びに行く時間削ると関係が途切れてしまうのでは…
そんな感じですね。
こうして客観的に見るとわかるんですが、当事者になった時って意外とここに気づいてないんです。
「選んでるつもり」落とし穴にハマってることに気づいていない。
そうなってしまうんです。
では、そうならないために具体的にどうしたらいいのか?
ここから話していきますね。
“なんでもできる”を活かすための整理術
3つの整理術をここでは紹介していきます。
1つずつ解説してきます。
整理術1:”今やっていること” “やりたいこと”全てを書き出す
器用貧乏になっている時って、頭の中がどうなっているか?
「あれもやってみたい、これもやってみたい」とか
「あれもいいし、これもいい、こっちもいいからやってみよう」
みたいな感じで、散らかり放題なんですよね。
だから、本当に大事なのが頭の中を整理するために、全てを書き出す。
書き出すってことだから、スマホのメモとかではなく、紙に書く。
思っていること全てです。
するとどうなるか?
頭の中だけにあったものを可視化して、ちゃんと見ることができる。
すると考えていることがしっかり整理できて、その偏りや重複に気づける。
さらに良いことが、書き出すだけで頭の中がクリアになって、思考が軽くなる。
実際書いてみると
「意外とこれやりたいって頭で思ってたけど、こうして書いてみると別にそこまでやりたいではないな」
みたいな感じで自分の変化に気づけるはずです。
整理術2:「手放す/深める/保留」3分類ワーク
以前、お金についてにしっかり学んでいた時に、アメリカでのお金についての教育でこんな話がありました。
アメリカでは、子どもの頃から「3つの財布」という考え方の教育がある。
それはお金の使い道を3つの財布から選ぶというもの。
「使う」「貯める」「寄付する」
使うだけじゃなく、他の選択肢もある中で自分で選ぶというものです。
これと同じように、
自分の考えていることややろうとしていることを3つの財布ならぬ3つのポケットに分類するんです。
ポケット1:手放す
これは、もっと言い換え方を変えれば「捨てる」ということです。
過去の流れから惰性でやっているものや、一時的な欲望でやろうとしたこと。
これらを手放していきます。
ポケット2:深める
これは、自分にとって本当に必要なことを入れていきます。
自分が本当に必要だと思えるなら、それなりの続けたい理由ややりたい理由があるはず。
そうした理由があるものをここに入れます。
ポケット3:保留
これは「手放す」も「深める」ポケットにも入れることができない。
つまり、まだ整理できないものです。
どうしても分けることができないものが出てきますから、保留にします。
ただし、多くを保留にするのは整理ではないですから、多くても3つ程度にします。
整理術3:1つ手に入れるなら、1つ手放すルール
僕はこのルールを「1IN ー 1OUTルール」と勝手に名付けて呼んでいます。
どうしても器用貧乏だと行動ややりたいことの総量が多くなってしまいやすいです。
その総量を増やさないための手段です。
詰め込みやすい人には、余白を作るためでもあります。
服でも食器でもそうですが、ものが増える人って捨てることができないことが原因です。
だから、白シャツを買えば、持っている白シャツを捨てる。
マグカップ1個を買ったなら、今持っているマグカップを1個捨てる。
こんな感じでルール化しておくと、
今以上に手広くいろんなことをやって器用貧乏になることを防ぐことができます。
とまあ、ここまでは器用貧乏にならないための整え方をお話ししてきました。
でも器用貧乏になってしまった以上、かなり手広くいろんなことをやっていたり、
経験していることだと思います。
じゃあ、その経験をどうにかプラスに持っていくことができないか?
そう考えに考え抜いてたどり着いたことがあります。
それが、
「広く浅く」を武器にするセルフチューニングの考え方
僕も多くのことをとりあえずやってきました。(結構中途半端ですが…w)
それをいかに武器にしていくか?
その方法は、
広く浅く経験したことの中に共通点を見つける
です。
例えば、
プログラミングを学んで、プログラムを作った経験
料理教室に通って、料理を覚えてた経験
DIYで家具を作った経験
この共通点といえば、「作る」ということです。
この「作る」とこれから自分が深めていきたい分野を掛け合わせていく。
例えば、
「作る✖️AI✖️英語」で英語を英会話教室に通わなくても、学んで上達できるツールを作る
みたいな感じです。
もちろん、共通点の中で自分に合うものが見つかれば、
経験を活かしつつ「料理から英語を学ぼう」みたいなことでもいいかもしれません。
経験を活かして、何かつける部分や深めることができるもの。
共通点がないか?
そこを探して、深めていく。
これがセルフチューニングの考えであり、自分を整えていく考え方でもあります。
整えて行った先に、器用貧乏が武器なり、器用さが武器になっていきます。
ここまできたところ、そろそろまとめていきたいと思います。
器用さは武器。“整理”がその鍵になる
器用貧乏ってこれまでネガティブなことだと思っていたかもしれません。
でもそれは整えていけば、武器になります。
問題なのは、整理できていないこと。
まずはそこから始めていくと整っていきます。
では、ここまでをまとめていくと
- 器用貧乏の問題は、散らばっていること
- 選んでいるようで、実は選んでいるつもりになっている
- 自分の行動を見える化して、整理していくことが何よりも大事
- 「手放す or 捨てる」ことが器用貧乏の脱却のカギ
- 整えて、共通点を探り、器用さを武器にしていく
以上、少しでも器用貧乏を武器にできていけるようになると嬉しいです。
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