優柔不断な人へ。選べない迷いを整えて動く技術

おはよう!
こんちは!
こんばんは!

masatoです。

友達の買い物に付き合ったりした時に、

「この服と、あの服どっちがいいかなー」

「どっちも捨てがたいけど、同じタイプの服だからどっちかにしたい」

「どっちにしようかな」

って光景を見たことないですか?

僕は結構みることが多いです。

というか身の回りにそんな人が結構いるので…

そんな時って

「どっちを選べばいいかわからない…」

「結局何も決められず、時間だけが過ぎていく…」

そういった時って、めちゃくちゃモヤモヤがずっと続きます。

この優柔不断って性格っていうより”整っていない選択の土台”に原因があることがほとんど。

だから、この選択の土台を作り、整えていくためのセルフチューニング的な視点を紹介しています。

じゃあ、早速始めていきまーす!

目次

なぜ僕らは「決められない」が起きるのか?

優柔不断って、要はその場で「決めることができない」

これに尽きると思います。

決断できないってことですね。

じゃあ、そもそもなんで「決めることができないのか?」

その原因から知ってほしいと思います。

先ほどの、服を買いに行って選ぶ場面に戻ります。

例えば、今日は「白シャツを新しく買い替えよう」と思って買い物に行ったとします。

お店を回っているとA店とB店で気に入った白シャツを見つけた。

でも、どっちにしようか迷ってしまい、かなり悩んでしまった…

その悩みというのは、例えば、

「A店の白シャツは良いけど、ちょっと予算オーバーだな」とか

「B店の白シャツは安いけど、ちょっとスタイルが気に入らないな」とか

「A店とB店の2着はいらないんだよなー」

そんな感じで悩むと思います。

これは何が原因で起きているかというと、

買う時の判断基準が曖昧すぎるという理由があります。

この白シャツを買うときに、

  • 予算は1万円以下
  • 白シャツの丈は、短め
  • サイズはMサイズ
  • 素材は、綿(コットン)が入っている

こんな感じで判断基準がはっきりと明確になっていると悩むことはないですよね?

でも、そのほかにも悩みってないですかね?

僕自身も昔よくあったのが、

「この白シャツを買った後にセールになって安くなったらどうしよう?」

「A店で売り切れてしまったらどうしよう」

「他のお店にもっといいものがあったら…」

そんなことを考えた経験ってないですか?

優柔不断を経験している人は必ずと言っていいほどあると思います。

この原因を言葉にすると、

決断=失敗のリスクと結びついている

ということです。

決めたこと、買ったことが後悔という失敗のリスクに結びついているんです。

こうなると、中々買うという判断ができませんよね。

で、ここからさらにさらに深堀ってみたいと思います。

いろんなSNSを見たり、ネットを見たりしていると

「今年の流行は、〇〇がいい」とか

「こういう人は、こんなシンプルな白シャツを着る」とか

「見た目が9割だから、服には気を遣いましょう」とか

調べれば色々出てくる。

もちろん、それに合わせてたくさんの広告も。

そんな中で服を決めようとすると、

「この白シャツに決めてたけど、こっちが流行りかも」

「この方がいいって聞いたことがあるな」

とかで悩んでしまい、疲れてしまう。

その結果、選ぶこと、決めることができなくなる。

つまり、

情報過多と他人軸による選択疲れ

を引き起こしてしまう。

これが「決めることができない」原因なんです。

じゃあ一体、決めることができるようになるにはどうしたらいいか?

そのためには、まず「整える」ということが必要になってきます。

そこから説明していきますね。

「整える」とは?選択軸を持つための3つの視点

整えるって言っても一体どういうことなのか?

そこがまず疑問になると思います。

というか、僕だってそうなりますからね。笑

そんで、見出しにもあるようにまず選択する軸っていうのを持っていくことが必要なんです。

それは「決めることができない」原因から明らかになったとは思いますが…

そこで3つの視点をとはどういったものか?

1つずつ話していきますね。

視点1:自分の“本来の目的”に立ち返る

ここまで白シャツを買うことを例に挙げてきたので、このまま続けてきますね。

「A店とB店どっちの白シャツを買おうか?」

こう悩んだ時に、必要な視点は、

「そもそもなんで白シャツを買いに来たのか?」

つまり、元々の買おうと思った本来の目的に立ち返る

これが必要なんです。

「いつも着ていた普段着用の白シャツがボロボロになったのか?」

「違う服と合わせたいから新しい白シャツが必要になったのか?」

「単に体型が変わって新しいものが必要になったのか?」

どの目的だったかよって、迷いや悩みが変わってきますよね。

逆を言えば、この本来の目的ってやつを忘れちゃってる可能性もあります。

まずは、ここに立ち返る視点を持つ。

これが視点の1つ目です。

視点2:それでも迷った時は「時間・お金・エネルギー」で測る

何かのモノサシって結構大切で、
自分の身長172cmだからその身長に合う長さの服を着る。

ネットで服を買う時もモデルさんが身長180cmでMサイズなら、自分はSかな?

みたいな感じで考えることができますよね。

それと同じように、

時間

お金

エネルギー

で測っていくんです。

A店とB店の白シャツで迷って悩んでいる場合、

時間だと、

「A店に戻って買うのは時間がかかるからB店にしよう」とか

「白シャツを見て、1分以内にほしいと思えなかったからやめよう」とかですね。

お金だと、

「予算1万円で、A店は1万円超えるからやめておこう」とか

「お金に余裕があるからもっと良い白シャツを探そう」とかですね。

エネルギーだと、

「ちょっと今日は疲れてるから、今買う判断はやめよう」とか

「仕事で失敗して自暴自棄になってるからやめておこう」とかですね。

全部使ってもいいですし、どれか1つからでもいい。

何かしら自分の中で測ることができるものを見つけておく。

これが視点の2つ目です。

視点3:「どっちでもいい」選択に気づく感覚

これまでと逆の視点です。

「今日は白シャツを買うぞ!」って決めてしまうと、
どうしても今日どちらかを判断しなければって思ってしまいます。

でもそれって2つしか選択がないと思って、周りが見えなくなってしまいます。

3つの選択として、「どっちでもいい」っていう感覚を持っておくことも大事です。

この感覚があると、「今日必ず決めなくてもいいんだ」ってことになります。

選択は2つではなく、他にもある。

「白シャツは買わなくても実はクリーニングでキレイになるかもしれない」

そうなると別に買わなくてもいいですよね。

これが視点3つ目です。

ここまで3つの視点を話してきましたが、

じゃあ具体的にどうしたらいいの?

この疑問にお答えしてきますね。

「選べない自分」に効くセルフチューニング実践法

ここから具体的な実践方法を3つ紹介していきます。

どれでもいいので、優柔不断な人は1つだけでも試してみてください。

実践1:迷ったら「今選ぶ理由/選ばない理由」をメモする

本当は紙に書くのが1番いいので、「選ぶ理由と選ばない理由を紙に書く」ってことにしたかったんですが…

最近、メモ帳を持つ人も少なくなってきたので、「メモする」って言葉に変えています。

さっきの白シャツを買うどうかの話ですが、

例えば

今選ぶ理由:「白シャツのセールが今日で終わりだから」

選ばない理由:「自分の予算に合う白シャツがなかったから」

こうすることで、自分の頭で考えることを言語化することで、冷静になって判断できます。

どうしても人って頭で色々考えているだけでは何も判断できなくて、
実際に言葉にして外に出してみる。

そうすることで、自分に納得した決断をすることができます。

特に大きな金額の買い物をする時には、特に必要ですね。

僕自身も車をその場のノリと勢いで買って、後悔したことがあります。

あの時に、一旦冷静になって「今選ぶ理由を書いておけばなー」って思うことがあります。

実践2:情報を3つまでに絞るルールを作る

これは情報が大量にある時の実践編です。

自分が好きな服のブランドの店が

A店もあればB店もあればC店もあればD店もある。

こんな場合には、

「今日の白シャツをみるお店はA店とB店とC店だけにする」

「白シャツのスタイルが襟なしが流行だけど、自分は襟ありがいい」

「でも店員さんは、襟なしがいいっていうんだよなー」

って時には、襟ありかどうかで決める

そんな感じで、情報を絞っていきます。

もっと言えば、お店も2店舗くらいに絞ってもいいくらいですね。

そうして、自分なりのルールを作っていく。

その上で買ったり、決めたりするとこの優柔不断をなくせます。

以前に、車を買った時には、

「金額は〇〇万円以下」

「オプションとしては、シートヒーターとバックモニターは必須」

「外装オプションはつけない」

こんな感じで3つに絞って買いに行った時には、スパッと判断できました。

実践3:決断は“仮”でもOKと捉える

服を買う話では、買ってしまうと「仮でOK」なんてできませんが…

一旦、この服を仮に買う候補にしておこう。

それでOKと考えることをすることです。

どうしても迷ってる時って「どっちかにしないと」って感じになりがちですが、
一旦自分の中で仮として決めてしまう。

そこで判断することを一旦終える。

こういうことって意外とできていないことが優柔不断につながる場合が多いです。

これは意外と服であれば、簡単ですが、
これから何かを進む道を決めたり、金額が大きいものだと難しくなってきます。

だから、この実践3を一度やってみることをおすすめします。

選べる自分は、整った自分から

まずは自分がどういう原因で優柔不断、「決めることができない」になっているかを知る。

そして、整えるための視点を知っていく。

そうして行動につなげていく。

ここまでを少しずつ実践していくことで、自分を整えていくことができます。

もちろん、そう簡単ではないです。

でも優柔不断な自分をどうにかしたいのであれば、
少しずつでもいいのでこの中から何か1つでも吸収して実践してみてください。

ここまでをまとめると

  • 優柔不断は整え不足
  • 「決めることができない」原因は、
    -判断基準が曖昧
    -決断=失敗のリスクになっている
    -情報過多に選択疲れ
  • 整えるための3つの視点
    -自分の本来の目的に立ち返る
    -時間/お金/エネルギーのモノサシで測る
    -「どっちでもいい」第3の選択肢を持つ
  • 3つの具体的な実践方法をどれか1つ試してみる
    1.迷ったら「今選ぶ理由/選ばない理由」をメモする
    2.情報を3つまでに絞るルールを設ける
    3.決断は“仮”でもOKと捉える
  • どれか1つでもやってみて「即決体験」を積み重ねる

特に大事なのが、即決体験をやってみることですね。

いつもの買い物の中でもいいです。

そこでどれか1つやってみて、優柔不断にならなかった経験をしてみてください。

少しでも変わることができたら、僕も嬉しいです。

以上、読んでいただき、ありがとうございます。

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この記事を書いた人

[仕事]
・セルフチューニングエンジニア&アドバイザー
・飽き性改善トレーナー
・FE/CE/FSE(機械/電気/精密機器)※会社員
[経歴]
法学部→魚屋さん→半導体→分析機器のFE
[簡単な自己紹介]
「飽き性」「自分にウソをつく」
この2つことによって、自分が思い描く理想と現実のギャップに押しつぶされて、これまで30年以上悩み、苦しんできました。
その後、「セルフチューニング」に出会い、人生を再スタート。

セルフチューニングを使って、同じような悩みの人にアドバイスをしています。
それに伴って役立つ情報発信をしています。

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